オンラインカウンセリングを初めて利用するときは、「何を話せばいいのか」「どんな準備が必要なのか」と不安になることがあります。予約から初回、継続セッション、終了までの流れを知っておくと、落ち着いて利用しやすくなります。この記事では、オンラインカウンセリングを受ける前に知っておきたい準備や、セッション中の過ごし方、終了後のポイントを紹介します。

オンラインカウンセリングは予約から初回セッションまでどう進む?

オンラインカウンセリングは、希望するカウンセラーや日時を選んで予約し、指定されたオンライン環境からセッションに参加するのが一般的です。事前に相談内容を整理し、通信環境とプライバシーを確保できる場所を準備しておくと安心です。

まずは、自分が相談したいことや希望する条件に合うカウンセラーを探します。Otulikaでは、オンラインで利用できるカウンセリングや心理的サポートを確認できます。相談先を探すときは、対応している悩みやカウンセラーの専門分野、料金、予約方法などを確認しておくとよいでしょう。

予約後は、セッションの日時や参加方法などを確認します。サービスによって利用するオンラインツールや手順が異なるため、予約時に届く案内を確認してください。

初回セッションの前には、次のような準備をしておくとスムーズです。

  • 安定したインターネット接続を確認する
  • パソコンやスマートフォンなど、利用する端末を準備する
  • マイクやカメラが正常に動作するか確認する
  • 会話を聞かれる心配のない場所を確保する
  • 話したいことがあれば、簡単にメモしておく

ただし、相談内容をきれいに整理しておく必要はありません。「何から話せばいいか分からない」という状態でも、そのこと自体をカウンセラーに伝えて大丈夫です。

初回セッションでは何を話す?

初回セッションでは、現在困っていることや相談したい内容、これまでの経緯、カウンセリングで期待していることなどを確認しながら、今後の進め方を考えていきます。最初から問題を解決することより、安心して話せる関係をつくることが大切です。

カウンセラーからは、現在の状況について質問されることがあります。たとえば、仕事のストレスについて相談する場合には、いつ頃からつらさを感じているのか、どのような場面で強く感じるのか、生活にどのような影響があるのかなどを話します。

「最近、仕事に行く前から気持ちが重くなる」「人間関係について何度も考えてしまう」など、自分が感じていることをそのまま話して構いません。

初回のカウンセリングで話す内容について不安がある場合は、初めてのカウンセリングでは何を話せばいい?も参考になります。

また、初回の最後には、今後も継続するか、どのくらいの頻度で相談するかなどを話し合います。カウンセリングの進め方に疑問や不安があれば、この時点で遠慮なく確認しておきましょう。

継続セッションでは何をする?

2回目以降は、初回に話した内容をもとに、現在の悩みやその背景をより詳しく整理しながら、本人に合った方法で取り組んでいきます。具体的な進め方は、悩みの内容やカウンセリングの方法、目標によって異なります。

たとえば認知行動療法(CBT)では、出来事に対してどのように考え、どのような感情や行動につながっているのかを整理することがあります。

たとえば、

  • 「仕事で失敗した」
  • 「自分は何をやってもダメだ」と考える
  • 強い落ち込みや不安を感じる
  • 次の仕事を避けたくなる

といった流れがある場合、その考え方や行動のパターンを一緒に確認していきます。

必要に応じて、セッションの間に日記をつけたり、考え方を記録したり、日常生活で新しい行動を試したりすることもあります。ただし、取り組む内容はカウンセリングの方法や個人の状況によって異なります。

カウンセリングでは、一度のセッションですべてが変わるとは限りません。どのくらいの期間で変化を感じるかについては、カウンセリングの効果が出るまでどのくらいかかる?で詳しく説明しています。

オンラインカウンセリングではどのように話せばいい?

オンラインでは、画面越しに話すことに慣れるまで少し時間がかかる場合があります。無理に話し続けたり、うまく説明しようとしたりする必要はなく、自分のペースで話すことが大切です。

対面でのカウンセリングと同じように、次のようなこともそのまま伝えて構いません。

  • 「うまく説明できません」
  • 「何を話せばいいか分かりません」
  • 「今はこの話をするのがつらいです」
  • 「少し考える時間がほしいです」
  • 「この質問には答えにくいです」

オンラインだからといって、常にカメラを見続けたり、流暢に話したりする必要はありません。カメラの使用方法などについては、利用するサービスのルールを確認してください。

また、通信環境によっては音声や映像が途切れることがあります。その場合は、まずカウンセラーに状況を伝え、サービス側で決められている方法に従って対応します。セッション前に、通信トラブルが起きた場合の連絡方法を確認しておくと安心です。

セッションが終わった後は何をすればいい?

セッションの終わりには、その日に話した内容や次回までに意識したいことを整理し、必要に応じて次回の予約について確認します。セッション後にどのような対応があるかは、サービスやカウンセラーによって異なります。

セッション終了後は、無理に結論を出そうとせず、その日に話したことを自分なりに振り返る時間を持つことも役立ちます。

たとえば、

  • どんなことを話したか
  • どの話題で強く感情が動いたか
  • 新しく気づいたことはあったか
  • 次回に話したいことはあるか

などを簡単にメモしておくと、次回の相談につなげやすくなります。

カウンセリングを継続する場合でも、毎回同じように進むとは限りません。その時点での悩みや状態に合わせて、話す内容や取り組むことが変わる場合があります。

オンラインカウンセリングにはどのようなメリットがある?

オンラインカウンセリングには、自宅などから利用でき、移動時間や場所の制約を減らしやすいというメリットがあります。自分の生活スタイルに合わせて相談しやすいため、継続的な心理的サポートを検討するときの選択肢の一つになります。

オンラインで相談することで、たとえば次のような負担を減らせる場合があります。

  • カウンセリング場所まで移動する時間
  • 交通機関を利用する負担
  • 仕事や家事の合間に移動する必要
  • 遠方のカウンセリングルームまで通う負担

一方で、オンラインカウンセリングがすべての人や状況に適しているとは限りません。通信環境を整える必要があるほか、自宅で安心して話せる場所を確保できない場合には利用しにくいこともあります。

そのため、自分の生活環境や相談したい内容に合っているかを考えたうえで利用することが大切です。

よくある質問

オンラインカウンセリングの料金はいくらですか?

料金はサービスやカウンセラーによって異なります。予約前に、1回あたりの料金、セッション時間、キャンセルに関する条件などを確認しておくと安心です。

カウンセリングはどのくらい続ければいいですか?

必要な期間は、相談内容や目標、本人の状態によって異なります。数回で一区切りになる場合もあれば、より長く継続する場合もあります。

オンラインでもプライバシーは守られますか?

カウンセリングではプライバシーへの配慮が重要です。利用するサービスの個人情報保護方針や、カウンセラーの守秘義務について事前に確認しておきましょう。

技術的なトラブルが起きたらどうすればいいですか?

音声や映像に問題が起きた場合は、まずカウンセラーに状況を伝え、利用しているサービスの案内に従ってください。事前に連絡方法を確認しておくと安心です。

オンラインと対面ではどちらがいいですか?

どちらが合うかは、相談する人の状況や希望によって異なります。移動せずに利用したい、自宅から相談したいという人にとって、オンラインは利用しやすい選択肢になります。

カメラをオフにしても相談できますか?

カメラを使用するかどうかは、サービスやカウンセラーによって対応が異なります。予約前に利用条件を確認し、気になる場合は事前に相談するとよいでしょう。

強い不安やつらさがある場合もオンラインで相談できますか?

相談できる内容や緊急時の対応は、サービスによって異なります。強い不安などについて相談したい場合は、予約前に対応可能な範囲や緊急時の連絡方法を確認してください。

出典

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  • Zainal NH, Soh CP, Van Doren N, Benjet C. Do the effects of internet-delivered cognitive-behavioral therapy (i-CBT) last after a year and beyond? A meta-analysis of 154 randomized controlled trials (RCTs). Clin Psychol Rev. 2024 Dec;114:102518. doi: 10.1016/j.cpr.2024.102518.
  • Lawler, Kate & Earley, Caroline & Timulak, Ladislav & Enrique, Angel. (2021). Dropout From an Internet-Delivered Cognitive Behavioral Therapy Intervention for Adults With Depression and Anxiety: Qualitative Study. JMIR Formative Research. 5. e26221. 10.2196/26221.

オンラインでカウンセリングを受けることは、悩みを一人で抱え続けるのではなく、専門家と一緒に整理していくための選択肢の一つです。自分に合う相談先を探したい場合は、Otulikaのオンラインで相談できるカウンセラーを探すページから、利用できるサービスを確認できます。

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